世界トップ水準の保険・金融グループである MS&AD インシュアランス グループの中で、生命保険事業の中核を担う三井住友海上あいおい生命は、グループ損害保険会社との連携により、多くのお客さまに安心を提供しています。同社はこれまで、お客さまのデータなどの機微データを保管する生命保険基幹システムに、レガシーな HDD(ハード・ディスク・ドライブ)ストレージを使用していました。これらのレガシーなストレージ・システムは 5~6 年に一度更改が必要だったため、そのたびにコストと時間がかかっていました。
基盤更改プロジェクトのたびに、製品選定、価格交渉、社内申請などの手続きに多くの社員リソースとコストが投入され、また、インフレなどの要因により構築・運用コストがさらに上昇し、将来的にも、基盤更改にかかる費用は不透明という状況でした。
そこで、「お客さまの重要データの保護は自社の責任である」との同社の考えに基づき、クラウドではなくオンプレミスで、基盤更改ゼロを実現できるソリューションを検討した結果、生命保険基幹システムに、FlashArray//C と Evergreen//Forever で構成されるピュア・ストレージのプラットフォームを採用することを決定しました。